2008年07月16日
やさしい味の完成(平成十七年秋:島菜の本⑦)
⑦平成十七年秋 やさしい味の完成

終わりが見えないプロジェクトでしたが、あきらめずに試行錯誤を繰り返し、最終的には全ての食材の販売元や製造元に成分表を提出してもらい、化学調味料の入っていない無添加の食材に変更しました。業者の方々には、かなりはうるさい取引先と思われたことでしょう(笑)。しかし、皆さん沖縄食堂 島菜の志に賛同していただき、快く何度も対応してくれました。
そしてようやく全ての代替食材を見つけることができました。しかし、それを使って同じように調理を試みたのですが、今までの味を出すことができませんでした。そこからオリジナルの調味料の開発を行いました。例えば上級淡口醤油では、アミノ酸等の化学調味料が添加されていました。俗に言う旨み成分です。そこで化学調味料を使用していない無添加の醤油を取り寄せ、味見をしてみるとこれが物足りないのです。塩辛さしか感じられず、攻撃的なとんがった感じがしました。それに昆布とカツオ節を加え、何度も味の調整をした結果、現在のやさしい味のオリジナルのダシ醤油ができあがりました。
▲次に進む⇒⑧全メニュー化学調味料なし宣言(平成十八年一月)
▲一つ前に戻る⇒⑥微量な化学調味料を使用しない料理(平成十七年夏:島菜の本)
▲目次に進む⇒島菜の本目次

終わりが見えないプロジェクトでしたが、あきらめずに試行錯誤を繰り返し、最終的には全ての食材の販売元や製造元に成分表を提出してもらい、化学調味料の入っていない無添加の食材に変更しました。業者の方々には、かなりはうるさい取引先と思われたことでしょう(笑)。しかし、皆さん沖縄食堂 島菜の志に賛同していただき、快く何度も対応してくれました。
そしてようやく全ての代替食材を見つけることができました。しかし、それを使って同じように調理を試みたのですが、今までの味を出すことができませんでした。そこからオリジナルの調味料の開発を行いました。例えば上級淡口醤油では、アミノ酸等の化学調味料が添加されていました。俗に言う旨み成分です。そこで化学調味料を使用していない無添加の醤油を取り寄せ、味見をしてみるとこれが物足りないのです。塩辛さしか感じられず、攻撃的なとんがった感じがしました。それに昆布とカツオ節を加え、何度も味の調整をした結果、現在のやさしい味のオリジナルのダシ醤油ができあがりました。
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Posted by 島菜々子 at 16:13│Comments(0)
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「島菜の本」を当ブログで公開させていただきます。①はじめに ( 和家若造編集長 )より②平成十六年夏 島菜の目指すところ③平成十六年秋 化学調味料を使わない...
島菜の本 目次【沖縄食堂 島菜】at 2008年07月16日 16:21