島菜の目指すところ(平成十六年夏:島菜の本②)
②平成十六年夏 島菜の目指すところ
沖縄食堂 島菜のオープンを半年後に控え、毎日のように会議を開いてけんけんがくがくと意見を交わしておりました。会議の議題の中心はお店のコンセプトについてで、
沖縄食堂 島菜を一言で言うと『沖縄の大衆食堂』であるという結論に達しました。「大衆食堂」という言葉を辞書でひいてみると「値段が手ごろで庶民的な料理を提供する食堂」とあります。沖縄には沢山の大衆食堂が存在しますが、私たちの目指すところはそこではありません。
大衆食堂の解釈を
「着飾った特別の食事ではなく、気軽に来店できる日常の中の食事ができる場所」ということとし、お客様に毎日でも来店いただくために
「女性一人でも気軽に入れる雰囲気」「野菜中心の健康的なメニュー」「安心できる洗練されたサービス」という3つのテーマで店作りを進めることになりました。『沖縄食堂 島菜は
新しいジャンルの大衆食堂を目指そう』と決まったのはこの頃です。
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③化学調味料を使わない料理(平成十六年秋 )
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